SORA RENTAL NOTE · 17
韓国語の契約書を理解せずに署名したら、無効になりますか?
韓国で賃貸契約を結ぶ留学生向けに、言語の理解不足と錯誤・詐欺による取消しの違い、翻訳の確認方法を説明します。
内容確認日 · 2026.10.03
最初に押さえたいこと
- 韓国語がよく分からなかったという理由だけで、署名した契約が自動的に無効になるわけではありません。
- 重要な内容の勘違いや詐欺などがあれば、取消しの要件と証拠を別途確認します。
- 署名前に原文・翻訳・説明の金額や条件を照合し、合意内容を契約書に残しましょう。
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まずは漫画で理解

韓国語が難しいです。勘違いしたら、後で取り消せますよね?

言葉が難しいという理由だけでは、自動的に取り消せません。

まず保証金と契約期間を、翻訳と比べます。

違いを確認し、合意した文章に直してから署名しましょう。
理解できなかったことと、取り消せることは別です
- 翻訳・説明
- 合意内容
- 法律上の要件
外国人学生が韓国語の契約書に署名したというだけで、契約の効力がなくなるわけではありません。何を合意し、どの内容を誤解したのかが問題になります。韓国人の学生も、同じように内容を確認してから署名する必要があります。
韓国民法第109条は、契約内容の重要な部分に錯誤、つまり勘違いがあった場合の取消しを定めています。ただし、本人の重大な過失による錯誤は原則として取り消せません。語学力だけで、取消しの可否や重大な過失の有無が決まるわけではありません。
誰から、どんな説明を受けたかを残しましょう
- 契約書の原文
- 翻訳・説明
- やり取りの記録
韓国民法第110条は、詐欺や強迫による意思表示の取消しを定めています。単なる翻訳ミス、言い回しの違い、意図的な虚偽説明は区別する必要があります。説明が間違っていたことだけで、必ず契約を取り消せるとは限りません。
契約相手以外の第三者がだました場合には、契約相手がその事実を知っていた、または知り得たかなども問題になります。原文、翻訳、広告、質問と回答のメッセージ、説明者と説明内容が分かる記録を保存しましょう。
署名前に金額と負担する義務を照合しましょう
- 保証金
- 月額家賃
- 契約日程
保証金、月額家賃、契約期間、支払日、解約条件、退去時に負担する項目を、原文と翻訳で確認してください。韓国の保証金は、契約終了時に未払金などを精算した上で返還される性質のお金です。返還されない礼金と混同しないようにしましょう。
自動翻訳は理解の補助にはなりますが、異なる文章を同じ合意にしてくれるわけではありません。口頭説明と契約書が違えば、署名前に一致させてください。二言語で契約する場合は、内容をそろえ、解釈が異なる場合の扱いも合意して残すとよいでしょう。
自分で確認すること
- 契約書案を事前にもらい、確認する時間を確保しましょう。
- 原文・翻訳・メッセージの金額と日付を数字で照合しましょう。
- 分からない特約は、理解できる言語で説明を求めましょう。
- 修正した合意を文書に反映し、署名済みの契約書と翻訳を保存しましょう。
よくある質問
日本語の契約書がなければ無効ですか?
翻訳がないという理由だけで契約が無効になるわけではありません。理解できる説明や翻訳を求め、実際の合意内容を確認することが大切です。
署名後に、説明と違う内容を見つけたら?
違う箇所を示し、当時の説明資料を保存して相手に確認しましょう。合意による修正を検討し、取消しが必要なら錯誤や詐欺などの要件を確認します。契約が自動的になくなったと考えて、履行を止めないでください。
公式資料
以下は韓国の賃貸借に関する法令・公的機関の資料です。原文は主に韓国語です。